中古車販売の営業職とは?

車に興味を持つ方の現在のツールはネット、下取った車両等をネットにアップさせる前に、見栄えを良くするために洗車、自社で売れるかどうかは分からないため、この段階では整備や修理は行いません。

ネットを見た方が見学に来た時から営業が始まり、売却が決まれば整備等にかかり、保証期間中に故障等がなければ、中古車1台あたりの儲けはおよそ20万円になります。

大手の車屋は分業制、私が転職したのは中堅クラスの中古車屋、営業であっても軽整備程度は熟す必要があり、営業時間外でもお客さんに呼ばれたら休日でも深夜早朝でも出向いて対応しなくてはなりません。

介護職から営業職に転職しようと思った経緯

介護職に就く前に新車の営業をしており、精神的ストレスから営業の仕事を断念せざるを得ませんでした。

営業と違い介護職にノルマはなく、目の前の業務を熟していれば良く、車の営業しかしてこなかった私でも出来ると思い介護施設でお世話になることになりました。

精神を患った私にとって介護職は、要介護者さんと同じくリハビリの一環、もともと長く続ける気持ちはありませんでした。

介護職は汚い・キツイ・臭いの3Kの仕事、精神を患っていた当初は3Kが嫌な考えを打ち消すのに役立っていましたが、業務を独りで熟せるようになると3Kがストレスになり始めました。

車は解体をしてスクラップにすれば資源として再利用が出来ますが、人間はそういうわけにはいかず、看取ることもある介護職に、私のような至らぬ者が就いては失礼と感じ転職をしました。

介護職から転職したことによる変化①:仕事内容や働き方について

営業の仕事はお客さん次第、お客さんが故障していることに気付けば、私の携帯電話に直接連絡があり、深夜でも早朝でも駆け付けなくてはなりません。

その点、介護職は基本的には時間通りに働いていれば良いのですが、あくまで基本的な話しであって、人材不足が常態化している介護施設では休みを取れないことが多く、ギリギリの人材で業務を熟しています。

看取ることもあるため、職員の都合で待たせることは出来ず、営業と介護はいずれもハードな職種です。

両者で大きく異なるのは達成感、車屋の場合は車が売れ、お客さんが口コミなどに良い評価をしてくれた時に達成感が得られ次も頑張るぞとなりますが、

介護の業務が終わりを迎えるのは要介護者さんとのお別れの時、家族から感謝をされても達成感は得られませんでした。

介護職から転職したことによる変化②:給料や待遇面について

介護職に就く前に新車の販売をしていた時の年収は1000万円程、この金額はトップセールスによるもの、介護職に就いてからの年収は350万円程、中古車屋に転職してからの年収は初年度で500万円程、翌年は700万円、同僚の中では破格の給料を頂いています。

私が介護職に就いてからも、現在働いている会社のオーナーから幾度となく声を掛けてもらい、住まいや車も用意をしてくれていました。

介護職でも、経営者や看護師であれば年収500万円以上は可能ですが、介護士では長年働いても年収500万円以上は難しいのが現実です。営業の仕事では、汚い格好でお客さんに会うことは出来ません。

介護職は衛生的に気を付けなくてはなりませんが、3Kでも慣れると食事等が平気になり、環境に関しては転職前後で大きく変わりました。

介護職からの転職を成功させるポイント

以前から介護は人手不足、3Kの仕事でしかも薄給、それなのになぜ介護職に就いたのか?

介護職を尊い仕事だから就いた者は本当にいるのでしょうか?

私が介護職に就いたのは、私でも出来る仕事、人手不足の世界なら私でも雇ってくれると思ったからです。

私が就く前のことは分かりませんが、私が就いて以降は私と同様な者ばかりが介護職に就くため、いずれも長続きはしません。

転職を決めた私は管理者(施設長など)にもっともらしい話しをして理解を得ようとしましたが、今となって思えば管理者には「またか」という思いをさせたと思っています。

誰でも出来ると思われている仕事でさえ断念するような者は、好条件で転職することは困難です。

言葉は適切ではありませんが、現在働いている会社のオーナーでさえ、私のことを傷モノ扱いしているので、かつての半分の年収で雇ったのではないでしょうか。

もちろん、多くの給料を頂いたらプレッシャーが掛かるため、ストレスのないように働けるよう給料を抑えたのがオーナーの言い分ではあります。

「介護職に就いたけど上手くいかなかったから転職」では転職活動でも不利となってしまいます。

介護施設の利用者さんは、手足が不自由だったり、認知症を患っている場合もあり、健常者を相手にするより大変、介護職でも利用者さんの扱いに上手い者がいて、このような方は他業種に進んでも利用者から愛されます。

利用者の扱いは数字で換算することは出来ませんが、利用者の扱いを習得出来れば、転職してからも十分に活かせられます。

これから転職したいと思っている介護職の方へ

看取ることもある大変な仕事の介護職、辛いと思って逃げても、スキルを要していないと、転職先でも辛い思いをすることになります。

私が介護職に就く以前は、利用者さんが寝静まる夜間に勉強をして資格を取得しようと考えていましたが、実情は利用者さんが揃って寝静まることはなく、スタッフが減る夜間は休むことなく働き続けなくてはならず、資格の勉強をどころではありませんでした。

お金を貯めて資格の勉強をする時間を確保するにも、薄給ではお金は貯まりません。私が以前働いていた介護施設では、

介護に関わる資格であれば施設がバックアップ、お金や時間も工面してくれたので、これを利用してスキルアップが可能でした。

転職で大事なことは自分のウリを明確にすること、ウリがなければ評価が容易な資格を取得する、3Kを経験してきたから何でも出来ると考えるのは甘いです。

 

その他の転職者のストーリーはこちら

>>介護職から理学療法士への転職 (28歳女性・介護職5年目)

>>介護職から看護師への転職 (24歳女性・介護職4年目)

>>介護職からデザイナーへの転職 (35歳女性・介護職4年目)