介護職を辞めたい:老健を去った私のストーリー(25歳女性・介護歴3年)

「介護職を辞めたい…」

そう思っている方はあなただけではありません。

これまで退職してきた介護職の方々は何が大きな原因となっていたのか?

そして、辞めた後はどのようなキャリアを辿っていったのか?

これから退職を考えている方は、参考にしていただければと思います。

私が当時取り組んでいた仕事について

老人保健施設で介護職の仕事をしていました。

勤務していた老人保健施設は比較的自立した生活のできる利用者、寝たきりの利用者、そして認知症の進んだ利用者が生活するフロアにそれぞれ分かれていて最初は自立した利用者の多いフロアに勤務していました。

そこでは主にトイレの介助や着替えの手伝いなど利用者のできないことを援助する仕事が主でしたが、

途中で寝たきりの利用者のフロアに異動してからはおむつ交換や着替えの交換、食事介助など生活全般の介護をする仕事がメインになりました。

月に4回ほど夜勤があり、約40人の利用者を夕方4時から翌朝9時まで1人で世話していました。

夜勤帯は1人で業務をすることから、仮眠は全く取らずに利用者のけががないよう見守りをしていました。

仕事を辞めたいと思った経緯とは

寝たきりの利用者の多いフロアに勤務するようになってから、先輩や同僚にいじめを受けました。

一部の職員は仕事をサボって私に押し付けることも多く、終業後も私1人遅くまで残業していることもありました。

さらに利用者が知らない間につけてしまった傷について、「私が移乗途中にけがをさせた」という嘘の報告をする職員もいて、厳しく注意を受けた上に給料を減らされたこともありました。

そのようなことから勤務して3か月程度で退職することを申し出たのですが、当時人手がかなり足りなかったことから上司からは退職願の受け取りを拒否されてしまいました。

退職したい理由について尋ねられたことから人間関係に問題があると当初は伝えたのですが、上司が私を名指しにしていじめたりしないようにと職員全体に伝えたことから、

いじめが以前よりエスカレートして、夜勤前のおむつ交換が一切されていなかったりロッカー室の私物が隠されていたり、悪質ないじめになりました。

その頃から私は体調をひどく崩してしまい、心療内科に通院するようになったほか、

薬の副作用で夜勤中にめまいを起こして倒れたところを利用者に発見されて逆に介抱されるという事態に陥ったり、朝体調が悪くて遅刻してしまったりすることがありました。

そのため上司の判断で夜勤業務を外されたのですが、他の職員からは夜勤業務をしないのに正規職員でいるのはおかしいことだと職員会議で議題にされてしまい、最終的には退職願を受け取るという形で退職が認められました。

介護の職場を辞めた後の過ごし方とは

退職をして約1か月間は心療内科での治療を受けていました。

最初はいじめを受けた影響で外出して人に会うのも嫌でしたが、いつまでも仕事をしないわけにはいかないと思い、新たな職場を探すことにしました。

女性ばかりの職場にいるといじめを受けやすいのではと思っていたことから、今度は男女比の差が大きくない職場に転職しようと思って活動していました。

偶然、求人情報で児童養護施設の職員の求人情報を見たことから応募し、これまでの介護の経験をかなり褒められて多かった応募者の中から採用されました。

その後は約3年ほどいじめに遭うこともなく上司や同僚と助け合って勤務をしていたのですが、結婚して妊娠したことを機に退職することにしました。

実際、仕事を辞めてみて感じること

介護という仕事自体はとてもいいものだと思っていただけに、自分の勤務した職場がいけなかったのだと今でも思っています。

実際他の介護施設で勤務していた友人は、職員同士仲がよくてしょっちゅう飲みに行ったりしているという話を聞き、自分は職場に恵まれなかっただけだと思いました。

ただ私より長く介護の仕事をしている友人のアドバイスで、女性ばかりの職場だと仕事上のトラブルだけでなく、見た目や持ち物や恋愛関係などの優劣もからんできて「いじめが発生しやすい傾向にある」というアドバイスを受け、

次に介護施設に勤務する場合には必ず面接の段階で職場の様子を見せてもらい、男性職員がどれくらいいるかを確認しようと思いました。

いま介護職を辞めたいと思っている方へ

介護職になって高齢者の役に立ちたいと思う人の中には、残念ながら職員同士のトラブルに遭うなど仕事とは関係のないところで辞めたいという気持ちになってしまうこともあります。

一昔前はいじめくらいで退職するなど恥ずかしいことだと思われていましたが、近年は介護職は不足している上に今後もさらに人手不足になることが予想されています。

そのようなことから勤務先は他にも多くあり、自分で働きたいと思う環境のある介護施設を探して勤務することが可能になっています。

なので人間関係でトラブルがあった場合はトラブル解決のために動いたり何もできずに我慢することは避け、別の職場を探して転職して自分が働きやすいところでストレスなく勤務する方が賢明だといえます。

 

その他の退職者のストーリーはこちら

>>介護職を辞めたい:施設管理者を辞めた私のストーリー(25歳男性・介護歴5年)

>>介護職を辞めたい:老人ホームを去った私のストーリー(26歳女性・介護歴3年)

>>介護職を辞めたい:デイサービスを去った私のストーリー(27歳女性・介護歴2年)

>>介護職を辞めたい:生活相談員を辞めた私のストーリー(30歳男性・介護歴10年)

 

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*