介護職を辞めたい:施設管理者を辞めた私のストーリー(25歳男性・介護歴5年)

「介護職を辞めたい…」

そう思っている方はあなただけではありません。

これまで退職してきた介護職の方々は何が大きな原因となっていたのか?

そして、辞めた後はどのようなキャリアを辿っていったのか?

これから退職を考えている方は、参考にしていただければと思います。

私が当時取り組んでいた仕事について

株式会社が経営する住居型有料老人ホームという施設で管理者をしていました。

そこで生活している高齢者様の健康の管理や往診の対応、ご家族やケアマネージャーさんとのやりとりなどほぼすべての業務をおこなっていました。

契約手続きや退所(解約)手続きなど事務的な業務も担っておりました。

そのほかに重要な業務とされていたのが営業と呼ばれているものです。

例えるならば業者さんが様々なところを回り自社製品を売り込みするかのように、

病院などの関係先を回り利用者様(対象となる高齢者様)の紹介を依頼したり、定期的な挨拶まわりをすることにより自分の施設のお客様獲得につなげる業務です。

私が勤めていた会社はこの営業をとても重視していました。

仕事を辞めたいと思った経緯とは

施設の管理者として求められた仕事を全うしていた自負はありました。

しかしながら、私が管理者をしていた施設を閉鎖する(事業を終了する)という会社からの通達が突如としてきました。

その理由としましては、その施設は非常に豪雪地帯にあり、暖房費や除雪を業者に依頼する費用がかさみどんなに頑張っても利益はトントンにしかならないためと説明されました。

そして、私を含む職員たちはこの会社が経営している別の(別市町村にある)事業所に異動を命じられました。

まず、急に閉鎖の話がほぼ決定の事項として降ってわいたことに憤りを感じました。

そして、その理由がどんなにがんばっても採算がとれないためという理由にも愕然としました。

その地域が豪雪地帯であることは分かり切っていることであり、暖房費用や除雪費用などは少し時間をかけて調べればわかることです。

なぜ事業を開始する前に、お客様からいただく料金と照らし合わせて、採算が合うかどうかをしっかりと検討しなかったのか経営陣の無能さが窺えました。

そして辞めたいと思った極めつけはその閉鎖の手続きや関係各所への説明や対応をすべて私1人に押しつけたことです!

急な閉鎖決定は私たち職員だけでなくお客様にも不利益を与えてしまいます。

そういった面には目も向けず、会社は閉鎖を決めたわけですが、その対応を丸投げされ、すべて私がおこなわなければならないことになりました。

関係先からの苦情や非難に対してもすべて私が矢面になり、その時に会社に対する不信感がピークとなり辞めることを決めました。

介護の職場を辞めた後の過ごし方とは

しばらくゆっくりした後に転職しました。

その職場に勤めていた時には連休がとれないことはもはや当たり前で、休みの日でも仕事の電話が多くほとんど休んだ気がしませんでした。

そのため転職の前に半月ほど休み、これまでできなかったことをしました。

少し遠出をしてみたりゆっくり身体を休めてみたりと次の職場でがんばるパワーを養うように過ごしていました。

そしてこれまでできなかった当たり前のことを当たり前に楽しみました。

ゆっくり食事をとったり、ゆっくりとお風呂に入ったり、じっくりと人と会話する時間をとったりとこれまで多忙でゆっくりと時間をとれなかったことです。

その期間に充分にリフレッシュできたことで次の職場でもがんばることができたと思います。

実際、仕事を辞めてみて感じること

辞めて本当に良かったと思っています。

あのまま仕事を続けていても自分には何も残らなかったと思います。

今思い返せばその頃の自分は忙しく、精神的にもとても疲れていたように感じます。

余裕を持った心で仕事できていなかったように思います。

そして、辞めるきっかけとなった出来事で芽生えた会社に対する不信感や憤りはそのまま勤めていても消えることはなかったでしょう。

最近でもその会社の噂を耳にすることが度々ありますが、いずれも良い噂はひとつもありません。

その度に辞めて本当に良かったなと感じています。

そして大変だったからすぐ辞めたのではなく、不信感や憤りがありながらもきちんと最後まで業務を全うして退職したことで、今こうして清々しい気持ちで辞めて良かったと思えるのだと思います。

いま介護職を辞めたいと思っている方へ

まずはどうして辞めたいのかをもう一度よく考えてみましょう。

ただ単に大変だから辞めたい、というのであればもう少しがんばってみてはどうでしょうか?

厳しい良い方になってしまいますが、ただ単に大変だから辞めたいというのはただの逃げです。

そのような逃げの人生を歩んでいると次の職場でも長続きしないと思います。

仕事を辞めたいという気持ちは大なり小なり誰にでもあると思います。

なのでもう1度なぜ辞めたいのかどうしても辞めたいのかをじっくりと考えてみてください。

その結果でも気持ちが変わらないのであれば、目の前の自分の仕事をしっかりと全うしてから辞めましょう。

そうすれば清々しい気持ちで次のスタートが切れるはずです!

頑張ってください!

 

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